2009年10月21日

タラワ1943 : 形勢の転換点

「たとえ百万の敵をもってしても、この島を抜くことは不可能であろう」

タワラ島の守備隊司令官、柴崎恵次海軍少将が豪語したその堅牢な島は、それまで連合軍が攻撃した太平洋のあらゆる環礁よりも厳重に防御されていた。ガダルカナル攻略に続く、連合軍による南方諸島攻略の上陸戦は熾烈を極め死屍累々の屍を築いた……。海軍陸戦隊とアメリカ海兵隊の激突の記録

タワラ環礁のベティオ島は海軍特別陸戦隊の精鋭が守りにあたり、守備隊指令柴崎提督は「たとえ百万の敵をもってしても、この島を抜くことは不可能であろう」と豪語していた。上陸侵攻作戦は模索段階だったが、海兵隊第2師団はその言葉を覆すべく、いくつもの深刻な作戦ミスを克服し、76時間にわたる未曾有の激闘を繰り広げた。その代償に海兵隊は約3千7百名の守備隊に対し、3千名を越す損害を被った。得られた戦訓により、アメリカ軍は日本軍の戦闘能力を正確に知ったのだった。
posted by 都の御曹司 at 18:57| オスプレイ・イラストレイテッド日本語版 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする